塚田編集長推奨「餃子のおすすめの具の作り方」

塚田編集長推奨「餃子のおすすめの具の作り方」

餃子の具の作り方の3つのポイント

「手作り餃子の素」と水を合わせてスープを作り、豚ミンチに練り込むとジューシー感がアップします。
お肉に粘りが出るまで混ぜ合わせることで餡に味が馴染み、冷やすことで包みやすくなります。
あら目に切った野菜は絞らず最後に加えます。そうすることで野菜の旨みと食感が活かされます。

塚田編集長の餃子レシピ

全国の餃子を食べ歩いている塚田編集長がご自宅で作る餃子レシピをご紹介いたします。
おうち餃子をレベルアップするテクニック満載なので、おうち餃子楽しむ際のご参考にしてください。
【材料(餃子30個分)】
豚ミンチ...200g
キャベツ(または白菜)...150g
にら...30g(約1/3束)
水...60ml
油...適量
手作り餃子の素...1袋(35g)
餃子の皮...1袋(30枚入)
餃子のたれ...適量
※手作り餃子の素:1パック:35g×2袋入
【作り方】
<具の作り方>
1.
ボウルに豚ミンチを入れ、全体がピンク色になるまでよく練り込みます。
2.
「手作り餃子の素」と水を混ぜ合わせ、少しずつ豚ミンチに加えて、水分を吸うまでよく混ぜ合わせます。
3.
ラップをして冷蔵庫で20~30分お肉を寝かせます。
※味が馴染むとともに、固まって包みやすくなります。
4.
「餃子の皮」は冷蔵庫から出して常温に戻します。
※常温に戻すことで伸びやすくなり包みやすくなります。
5.
あら目に切ったキャベツとにらをお肉に加え、軽く混ぜ合わます。
※野菜を包む直前に混ぜることで、野菜の旨味と食感が活かされます。
<包み方>
6.
餡は皮に押しつけるようにできるだけ平たく伸ばすように皮にのせます。
※伸ばすことで皮と餡の間に余計な隙間ができるのを防いでくれます。
7.
包み方は特にどんな方法でも問題ありません。
但し、隙間がなくキッチリと閉じることが大事です。
<餃子の包み方はこちらをご確認ください。>
<焼き方>
8.
フライパンに油をひき、餃子を並べたらら強火で熱していきます。
餃子の底面が白っぽく変色したらフライパンが十分に熱された合図なので、餃子の1/3の高さまで熱湯を加えて素早くフタをします。
※熱湯を使うことで瞬時に水蒸気になるのでモチモチ食感の餃子が楽しめます。
9.
4~5分ほどでフライパンの中のお湯が全て蒸発してなくなります。
フタをとりフライパンの淵にそって油を回し入れます。
※ごま油を入れると香ばしい香りの仕上がりに、サラダ油や米油を入れるさっぱりと軽めの仕上がりになります。
10.
強火のまま油が餃子の底面に回るようにフライパンを揺らします。
さらにフライパンを回転させながら焼くと焼きムラが少なくなります。
焼き色が綺麗についたタイミングで火を止めて、一回り小さいサイズの丸皿に盛りつけてできあがり。
※調理時に、油がはねることがありますのでご注意ください。
※残りの餃子も同じように焼きます。
<食べ方>
11.
つけだれは、酢醤油やポン酢などのお好みでつけだれや、辛味が欲しい場合はラー油を使うことが一般的ですが、柚子胡椒や和からし、一味唐辛子、酢コショウなどもおすすめです。
※調理時に、油がはねることがありますので十分にご注意ください。

塚田 亮一(「東京餃子通信」の編集長)
2010年開設の餃子専門ブログ「東京餃子通信」編集長。
「餃子は完全食」のスローガンのもと、おいしい餃子を求めてどこまでも。首都圏はもとより、宇都宮、浜松、福島などの餃子タウン、さらには世界中の餃子風料理を日々食べ歩く。
これまで食べ歩いた餃子店の数は3,000店以上。
長年の研究からたどり着いた手作り餃子も評判。また、趣味のマラソンを活かし、餃子専門店を走って巡る「餃子マラニック」を主催。
作って、食べて、走れる、餃界のオールラウンダー。(「食べあるキング」より引用)