余った餃子の皮の有効活用法

2019.04.01

餃子を作るとき、餃子餡と皮のバランスはとても難しいポイントです。
ちゃんと材料を計量して餡を作っても、どうしても最後に餃子の皮が余ってしまうことが良くあります。

そこで今回のテーマは「余った餃子の皮の有効活用法」です。
私が実践している方法をいくつかご紹介したいと思います。
 
 

チーズと一緒に載せれば何でもピザ

餃子を使ったアレンジレシピの定番といえば餃子ピザ
とっても手軽な作り方なので試したことがある方も多いと思います。私もいろんなパターンの組み合わせを試してみたので、その中からお気に入りの餃子の皮ピザをピックアップしてみました。

まずは子供に人気の「ケチャップピザ」
ご家庭にピザソースが常備していないということは多いと思いますが、そんな時はケチャップでも十分代用できます。ケチャップの甘味が逆に子供たちに喜ばれたりもします。具材は肉・魚介系+野菜が基本形。例えばウインナーとプチトマトとか、ツナとコーンとか、ご家庭にあるものを組み合わせるだけでOK。あとはチーズを乗せてオーブントースターで焼くだけで完成です。
 
続いて大人が喜ぶおつまみ系のピザ。
ここではマヨネーズが活躍します。餃子の皮にマヨネーズを塗って、その上に具材とチーズを乗せて焼くだけ。
私のお気に入りの具材は缶詰の焼き鳥。「てりやきチキンピザ」風に仕上がります。
もう一つおすすめなのが「餅めんたい」。薄く切った餅と明太子を使います。お餅も少しだけ余った時に使い道に困るので、一石二鳥のレシピです。
 
 
 

皮をスープに入れれば麺料理に変身

続いては餃子の皮を麺として使います。
もともと中国では餃子は麺類の一種で、餃子の皮は主食として食べられています。餃子の皮も小麦を練って伸ばしたものなので、材料も作り方もうどんやパスタに近いものだとも言えます。

「餃子の皮麺」の作り方はとっても簡単。小さな鍋で餃子の皮を1分程ゆでてからインスタントスープの素をいれて混ぜるだけ。あっという間に完成するので、朝食だったり小腹がすいたりしたときにとても便利です。
 
縦に細く切れば、うどんやきしめんのようになります。
和風のわかめスープやピリ辛なスープなどによく合います。餃子の皮を小さくちぎって指先でちょっと捻ればショートパスタのようにもなります。これは洋風のコンソメスープなどと相性が良いです。そして皮を切らずに、丸いままスープに投入してもOK。中華風スープと組み合わせると、ワンタンスープのような感じにもなります。

どんなスープにも合いますので色々と試してみてください。
 
 

 

スイーツ作りの万能の生地

餃子の皮を小麦粉の生地だと考えれば、スイーツにも応用できます。
例えば、クリームチーズとジャムを包んでオーブントースターで焼けばチーズパイができます。オーブントースターで焼くときに、皮の表面に溶かしバターを塗ってあげると仕上がりがきれいになりますし香りも良くなるのでおすすめです。パリっとした独特の食感のパイになるので試してみてください。
 
餃子の皮はクレープシートとしても使えます。
皮を1分弱ゆでればクレープシートに変身。やけどに気を付けてお皿の上などでゆでた皮を素早く広げ、フルーツやホイップクリームなどを包めばクレープの完成。上からチョコレートクリームをかけると見栄えも良くなります。モチモチっとした食感の面白いクレープに仕上がります。
 
餃子の皮はアイスクリームコーンにもなります。
アイスクリームコーンの「コーン」は、トウモロコシのcornじゃなくて円錐型のconeで、主な材料は小麦粉です。ですから餃子の皮を円錐型に巻いてオーブントースターで焼けば立派なアイスクリームコーンに生まれ変わるのです。焼くときにつぶれて形が崩れないように中にアルミホイルを入れるのがポイントです。
 

 
餃子の皮は小麦粉で作った生地を伸ばしたものだととらえれば、いろんな活用方法が見えてきますよね。
皆さんも色々と試してみて、おすすめの活用方法が見つかったら私にも教えてもらえると嬉しいです。
 
 

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塚田 亮一(「東京餃子通信」の編集長)
2010年開設の餃子専門ブログ「東京餃子通信」編集長。
「餃子は完全食」のスローガンのもと、おいしい餃子を求めてどこまでも。首都圏はもとより、宇都宮、浜松、福島などの餃子タウン、さらには世界中の餃子風料理を日々食べ歩く。
これまで食べ歩いた餃子店の数は1000店以上。
長年の研究からたどり着いた手作り餃子も評判。また、趣味のマラソンを活かし、餃子専門店を走って巡る「餃子マラニック」を主催。
作って、食べて、走れる、餃界のオールラウンダー。(「食べあるキング」より引用)