「手作り餃子の素」で本格餃子を作るマル秘テクニック

前回、おうち餃子の魅力についてご紹介しましたが、いざ自宅で餃子を作ろうと思うとそのレシピに悩みますよね。レシピサイトやレシピ本に掲載されている餃子レシピを参考にしようとしても、自宅に常備していない調味料や香辛料が使われていて諦めることも多いと思います。

そんなときに便利なのがモランボン「手作り餃子の素」。「手作り餃子の素」は、餃子の香りの決め手となる生姜やにんにくといった香味野菜や、味の深みを出す鶏がらだしや蝦醤、オイスターソースが調合された餃子専用の合わせ調味料です。パッケージの裏に書かれている説明の通りに材料に混ぜて餡を作ればおいしい餃子が簡単に作れてしまう優れものなのです。

さらに、この合わせ調味料にちょっとした材料と作り方の工夫をするだけで、餃子専門店で出てくるようなジューシーな餃子にレベルアップさせることができるって知ってましたか?

今回はモランボンの「手作り餃子の素」を使って、自宅でも簡単に餃子専門店も顔負けの餃子餡を作ることができるマル秘テクニックを三つほどご紹介したいと思います。

どれもお手軽なテクニックなのでぜひお試しください。

ひき肉を徹底的に練りあげる

ジューシーな餃子餡を作るための一つ目のマル秘テクニックは豚肉を徹底的に練りあげることです。これは、ある著名な中国料理の料理人の方に教わったテクニックなのですが、実際に試してみて非常に効果があったため、以来欠かさず行っています。

豚ひき肉を手のひらの付け根の部分でグイグイとボウルに押し付けるように練りあげます。「混ぜる」ではなく「練る」のがポイント。赤身部分と脂肪分が一体化してペースト状になり、色も白っぽくなってくるまで練りあげてください。

ここまで練りあげると豚肉が液状の調味料などを吸ってくれるようになり、結果ジューシーな餡に仕上がります。

白菜の漬物「酸菜」を使う

二つ目のマル秘テクニックは材料の工夫。一般的に餃子を作るときの野菜はキャベツを使うことが多いですが、私がオススメしているのは白菜。しかも漬物の白菜を使います。
中国の北の地域では、冬場の保存食として白菜を大きな甕で塩漬けにし「酸菜」という漬物がよく食べられます。この「酸菜」は、そのまま食べるのではなく鍋料理につかったり餃子の餡の具材として使われたりします。

「酸菜」は、発酵効果で生の白菜に比べて旨味が非常に強く、かつシャキシャキした食感も残っています。以前、よく通っていた餃子店で「酸菜餃子」のおいしさにハマり、私も家で試すようになりました。

自分で白菜をつけるのが面倒なときは、市販の白菜の漬物を使ってもOKです。ただし、その際は塩気が強めなので、しばらく水につけて塩抜きをするのをオススメします。

白菜は、粗みじん切りにした後にしっかり水気を絞ります。このとき絞った水分は後で使うので器に取っておきましょう。

餃子の素と白菜の絞り汁を肉に吸わせる

三つ目のマル秘テクニックは混ぜる順番。液体→粉末→野菜の順番が基本です。今回はモランボンの「手作り餃子の素」を使うので粉末の調味料はありません。

先ほどよく練りあげた豚肉に「餃子の素」の液体調味料をよく混ぜます。そして調味料が豚肉全体によく混ざったら先ほど絞った白菜の絞り汁を肉に足します。絞り汁はちょっとずつ足しながら混ぜていくと豚肉が吸ってくれます。豚肉がペースト状になってきたら味をなじませるために、冷蔵庫で30分以上寝かせてください。冷えると脂分が固まるので包みやすくもなります。

白菜とにらは、包む直前に軽く混ぜるのもポイントです。早めに混ぜたり、強く混ぜたりすると野菜から水気が出てきて、野菜の食感が損なわれてしまいます。

野菜を混ぜたところで餡は完成。後は、いつもの通り餃子の皮で包んで焼くだけです。驚くほどジューシーな餃子に仕上がるので、ご自身を含めて食べたみんなが驚くと思いますよ。


著者紹介

塚田 亮一(「東京餃子通信」の編集長)
2010年開設の餃子専門ブログ「東京餃子通信」の編集長。
「餃⼦は完全食」のスローガンのもと、おいしい餃子を求めてどこまでも。首都圏はもとより、宇都宮、浜松、福島などの餃子タウン、さらには世界中の餃子風料理を日々食べ歩く。
これまで食べ歩いた餃子店の数は1000店以上。
長年の研究からたどり着いた手作り餃子も評判。また、趣味のマラソンを活かし、餃子専門店を走って巡る「餃子マラニック」を主催。
作って、⾷べて、⾛れる、餃界のオールラウンダー。(「食べあるキング」より引用)